8月8日(水)は、新潟県にて高校生のバレーボール大会の救護班を担当しました。

中高生の球技の大会では、専門の救護班を置かずに大会を開催することも多いらしいですが、けがはいつ起こるかわかりませんので、我々としては、主催者は救護班を置くのは必須であると考えています。

今回の大会は、その点、素晴らしいと思いました。ただ一点今回の大会においては、けがの負傷様子が確認できる会場ではない場所に救護ブースが合った事が見直し点だったと思います。マラソンなど競技範囲が広域なものは仕方ないですが、極力、プレイを確認できる場所に救護ブースを設置するのがベストです。ケガには、発生機序というものがあり、直達外力なのか介達外力なのかでケガの見極めもできます。どのようにして負傷したかはケガの特定に重要なのです。そんな理由から選手の為に推奨したいです。

 

また救護班を設置しない大会でよく聞くのは、「滅多にケガなんてでないから」や「ケガ人がでたら救急車を呼べばいいから」という話です。

ケガはいつ起こるかわかりません。脱臼・骨折がでたら、医師か柔道整復師しか整復ができません。病院に勤務されている看護師や理学療法士の方でも整復はおこなえません。できるのは医師と柔道整復師だけなんです。

もう一つの「ケガ人がでたら救急車を呼べばいい」も、浅はかな考えです。命にかかわるものは「救急車」を呼ぶべきですが、命に関わらない脱臼や骨折で救急車を手配するのは、浅はかでしかありません。こんなこと言っては、けが人に申し訳ないですが、その程度のケガで救急車を手配してはならないのです。命の危機にある方が他で救急車を待っている可能性があります。たとえ救急車で運ばれたとしても、骨折・脱臼などは後回しにされるのを私も見てきています。

一般の人が脱臼している腕や指などを見ればびっくりして、どうしてよいかわからず、「救急車」となると思います。だから、その場で治せる人材を置く必要があるのです。何度も言いますが、整復をできるのは医師と柔道整復師だけなんです。すぐに治せば回復も早いです。何より選手の為です。

これは、主催者の信用にもつながります。確かに、何十回に1回あるかないかかもしれません。費用もかかります。でも、そこが信用であり、なにより選手の事を考えなくてはなりません。それが大会を運営する主催者の責任です。

今回は救護班設置の大会でしたので選手にとても良かったと思います。

 

9/16、10/28にもJBJJF様より大会救護依頼を受けております。JBJJF様は、大会開催の際に必ず救護依頼があります。こういう取り組みは選手にとっては安心ですね。