3/31(日)は、仙台市で開催された日本ブラジリアン柔術連盟主催のブラジリアン柔術東北オープンの救護班でした。

試合開始数試合目で、指に異常があるという選手が来ました。

診ると、左第4指のPIPから掌側に転位しており、基節骨頭が突出している状態でした。
PIPの掌側脱臼です。 珍しい脱臼の一つです。

即整復し、動作確認をしてもらうと、強めに屈曲すると再脱臼してしまう状態です。
このことから、中心索(正中策)の断裂考えられます。再度整復してアルフェンスにて固定をして後日整形外科を受診してもらう指示をしました。

その後、肘の靭帯損傷が数件と肋軟骨の損傷が1件来て対応させて頂きました。